【COLUMN】株式会社サンテック 青木大海氏 小川正英氏
前職で、海外における品質管理業務を経験。順当にキャリアを積み、仕事に全く不満はなかったと語る小川さん。しかし40代を迎え、地元に家族を残し長く単身赴任を続けることに疑問を感じ始め、香川へのUターン転職を志向するようになりました。
そんな小川さんの心に響いたのが、「All for the Family」とスローガンを掲げ、「世界中に仲間を作ってプラント製造技術を広げ、世界の環境問題や貧困問題の解決に寄与したい」との志を抱いてまい進する(株)サンテック・青木社長の姿勢です。
小川さんの経歴やお二人の出会いについてお話をお聞きしながら、四国ならではの働く価値について考えたいと思います。
【青木大海氏 プロフィール】
1982年、岡山県生まれ。高校時代にアメリカ留学を経験。2003年、関西外国語大学を卒業後、2005年にアメリカ大使館商務部で勤務する。その後、2007年にはリーマン・ブラザーズ証券株式会社へ就職。並行してフィラデルフィアのテンプル大学でInternational Affairs(国際関係学)を学ぶ。この頃から「地球環境と社会経済の両立する道はないのか」といったテーマを意識し、行動するようになった。テンプル大学卒業後の2008年に(株)サンテックに入社。主に営業職として、販路開拓に飛び回る。2013年8月、同社の代表取締役社長に就任。2021年には新社屋を完成させる。
【小川正英氏 プロフィール】
サンテック本社のある香川県綾川町出身。近畿大学卒業後、バイク好きだったことからバイク整備士として就職するも限界を感じて4年で退社し、非破壊検査会社に転職。約3年非破壊検査に重視した後、大手エンジニアリング会社への在籍出向募集があり、応募。8年間、海外での品質管理業務に携わる。仕事には充実感を感じていたが、家族は地元の香川で暮らしており、このまま定年まで単身赴任を続けることに疑問を覚え、Uターン転職を模索。2021年、(株)サンテックに入社。品質管理部長として、同社の品管体制の基盤づくりを担う。