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【COLUMN】丸井産業(株)・住友氏

機械メーカーの技術営業として25年間、大手メーカーへの提案・取引を手掛けてきた住友氏。その経験をもとに丸井産業(株)で新たな事業を興し、以来、20年にわたって「リチウムイオンバッテリーの生産設備」に関する提案・設計・製造を行ってきました。カーボンニュートラルが世界的な課題となる昨今、バッテリー(蓄電池)産業は、2050年には約100兆円へと拡大する見通しで、今後も成長が期待される産業分野となっています。また、経済安全保障の観点からオールジャパンによるリチウムイオンバッテリーの生産能力拡大の動きが加速し、日本国内の生産能力を2030年に150ギガワット時まで引き上げる計画も進んでいます。そして、徳島県においても「徳島バッテリーバレイ構想」がスタートするなど、同社の事業は強い追い風の中にあります。そんな丸井産業(株)の事業について、そして四国ならではの働く価値についてお話を伺いました。



【住友 達也氏 プロフィール】
丸井産業(株)代表取締役社長

大学を卒業後、全国展開する精密機械メーカーへ入社。技術営業として、東京・大阪・名古屋をはじめとする全国の拠点を飛び回り、大手電機メーカー等を担当。リチウムイオンバッテリーの開発プロジェクト等にも複数関わった経験をもとに、仲間とともに起業を決意。48歳で地元・徳島にUターンし、丸井産業の経営権を譲り受ける形で、2004年12月に事業をスタート。同社の代表取締役社長として、リチウムイオンバッテリー開発に関わる生産設備を通じて、顧客の課題解決に従事。研究開発段階から電機メーカーや自動車メーカーの開発部門とともに研究開発を行い、また、電池メーカーからの高い要望に応えてきたことで、リチウムイオンバッテリーの生産設備領域において顧客から厚い信頼を得ている。


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