【COLUMN】(株)北四国グラビア印刷・奥田氏、森本氏
農産・水産加工品、冷凍食品など食品を中心に、各種商品のパッケージ印刷を手掛ける(株)北四国グラビア印刷。企画・デザインから製版・印刷・納品までトータルで対応できる一貫生産体制を強みに、首都圏・東海・関西など全国の大手食品・衛生用品・医薬品メーカーの依頼に応えています。2026年には新工場も建設予定であり、堅実な発展を遂げています。そんな同社で、代表取締役社長として経営の舵を取る奥田拓己氏と、製品開発と人材採用・教育の2つのミッションを担う開発部長・森本未沙氏に、四国ならではの働く価値についてお聞きしました。

【奥田 拓己氏 プロフィール】
(株)北四国グラビア印刷 代表取締役社長
1988年、立命館大学を卒業し、東洋インキ製造(株)に入社。1990年、地元にUターンし、父の経営する(株)北四国グラビア印刷に入社。大手印刷会社の下請けから、顧客との直接取引を行う会社への脱皮を図っていた頃で、先頭に立って営業活動を行う。2003年には専務として、懸案であった製版工程の内製化を実施。企画から製版・印刷・納品までの一貫生産体制を確立する。2006年、代表取締役社長に就任。
【森本 未沙氏 プロフィール】
(株)北四国グラビア印刷 開発部長
2003年入社。最初の配属は品質管理。後に品質保証に異動。その頃スタートした委員会活動で5Sに取り組み、社内からの反発はあったものの、一定の成果を出す。成果が出てからは周囲の見方も変わり、委員会活動が軌道に乗る。2017年品質保証の部長に就任。2018年~2019年産休、育休を取得し、2019年品質保証で復帰。2021年新設された開発部に異動し、部長に就任。自ら申し出て、人材採用も責任者として手掛けるようになる。