【COLUMN】JR四国・四之宮氏、平田氏
四国地域の公共交通の中枢を担う四国旅客鉄道株式会社(JR四国)。同社は、ホテルや駅ビル・不動産、飲食・物販などの「非鉄事業」にも注力しています。
2024年3月にオープンさせたJR高松駅の商業施設「TAKAMATSU ORNE (高松オルネ)」は象徴的な事例ですが、他にも新規事業など多彩な動きが起こっています。
今年6月から新たなJR四国の舵取りを行う四之宮社長と、そうした非鉄道事業を牽引する事業開発本部長の平田常務に「四国ならではの働く価値」についてうかがいました。
【四之宮 和幸氏 プロフィール】
四国旅客鉄道(株) 代表取締役社長
1989年、京都大学大学院(交通土木工学専攻)修了。同年4月より四国旅客鉄道(株)に入社。高架工事、橋梁・トンネル検査といった土木部門を担当する。2001年には関連企業の徳島ターミナルビル(株)に出向し、ホテル・駅ビル運営などを経験。2004年に復帰後は、管理職として様々な部門を歴任。2017年に取締役、2020年に常務取締役総合企画本部長、2022年に代表取締役専務総合企画本部長を歴任。2024年に代表取締役社長に就任。愛媛県西条市出身。
【平田 成正氏 プロフィール】
四国旅客鉄道(株) 常務取締役(事業開発本部長)
1989年に徳島大学大学院(機械工学専攻)修了。同年4月より四国旅客鉄道(株)に入社。運輸、営業、企画、財務など様々な部門を経験する。2002年、非鉄道部門である(株)めりけんやに出向。7年間在籍し、東京・大阪などでの出店を手掛ける。その後総合企画本部にいったん戻り、2014年に(株)ステーションクリエイト東四国(現在のJR四国ステーション開発(株))に出向。代表取締役社長として不動産管理や飲食・物販業務に取り組む。2016年に鉄道部門の運輸部長に就任。2022年、常務取締役に就任。事業開発本部長として、非鉄道部門の事業全体の指揮を執る。