【COLUMN】四国化成ホールディングス株式会社/渡邊充範氏
四国化成工業の創業は1947年。従来になかった革新的な二硫化炭素の製法を発明したことが、同社の出発点となりました。以来、独創的な発想と技術を成長のエンジンとする、という「独創力」は、四国化成の経営理念として根づいています。独創力による技術と製品で、社会課題の解決や世界の進化に貢献してきた同社は、2023年から持株会社体制に移行。事業スピードを加速させる環境を整えています。その持株会社である四国化成ホールディングスの社長に就任し、グループの舵取りを担うのが渡邊氏です。東京の大学で文学部出身でありながら、地元に戻りメーカーに就職するという道を選択した渡邊氏に、四国ならではの働く価値についてお聞きしました。
【渡邊 充範氏 プロフィール】
1957年生まれ。1980年、中央大学の文学部を卒業後、四国化成工業に入社。建材事業の広告宣伝課、物流購買課、秘書課を経て経営企画室に配属。中期経営計画の策定を4度担当する。2002年、経営企画室長に就任。その後、取締役執行役員、取締役常務執行役員などを歴任。2020年にスタートした長期ビジョン「Challenge 1000」の策定にも深く関わる。2023年、持株会社体制に移行と同時に、四国化成ホールディングスの代表取締役社長に就任。