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【COLUMN】株式会社菅組/菅徹夫氏、松繁宏樹氏

宮大工として出発し、170年にわたって建築業を営む(株)菅組。地域の歴史や自然を知り抜き、地域の風景として長く残る数々の建築を手がけてきました。ゼネコンとして鉄骨造・RC造の建築も行いますが、最もこだわりを持っているのは、その土地の恵みを受けた地元産の素材を活用した木造建築です。そんな菅組に、Uターンでやってきたのが松繁さん。「木造建築がやりたい。幅広い建築に携わりたい」と希望していた松繁さんは、菅組のことを知り「地元に60億円を売り上げ、しかも木造建築に造詣の深いゼネコンがあるとは!」と、とても驚いたそうです。そんな松繁さん、そして菅社長と、四国ならではの働く価値について意見を交わしました。



【菅 徹夫氏 プロフィール】

1961年、香川県三豊市仁尾町生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業、同大学院・西洋建築史専攻修了。大学院修了後、5年間、東京の中堅ゼネコン設計部で勤務した後、1990年に香川県にUターンし、菅組に入社。2008年、代表取締役社長に就任。仕事の傍ら「ベーハ小屋研究会」を立ち上げるなど、地域資源の発掘などの活動も行う。一級建築士、ビオトープ管理士。

【松繁 宏樹氏 プロフィール】

1982年、香川県三豊市詫間町生まれ。明治大学大学院修士課程を修了後、東京の設計事務所に新卒入社。しかし自分の志向に合う設計がしたいと退職し、イギリスに留学し、現地の設計事務所に就職。帰国後、東京大学生産技術研究所にて研究員として4年勤務したが、結婚し子供が産まれたことで地元へのUターンを考えるようになり、2016年、菅組に転職。設計士として数々の建築に携わる。

 


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