BLOG

「中長期で検討する場合の注意点」後悔しないためのUターン転職・Iターン転職の進め方とポイント

今回は、中長期で転職検討される場合の注意点についてお話ししていきたいと思います。

「今すぐではないけれども、いつかUターン(Iターン)したい」
「プロジェクトの関係で、2~3年後を目途に検討したい」
「子供が小学校にあがるタイミングに合わせて転職したい」

など、中長期的に転職を検討される方はここ最近とても増えています。特に四国出身で現在は関東・関西にお住いの方の場合、このコロナ禍において地元の家族や友人・知人との距離感を今まで以上に感じるようになったという声や、都会に長く住み続けるイメージが沸かなくなったという声もよく聞かれるようになりました。

このように先々の転職をお考えの際は、より有意義な転職活動としていただくために以下のような点に気を付けていただきたいと思います。


転職の目的を明確に

まず、「何のために転職をするのか」を明確にすることが大切です。この軸を定めていないと、長い転職活動の中で迷いや悩みに苛まれてしまいます。ただでさえ転職活動は迷うことの多いので、その過程で軸がぶれてしまうと、活動を進めたにも関わらず何が譲れないポイントで何は妥協できる点なのかが分からなくなったり、活動が上手く進まず1からやり直すことになったり、最終的に決心できなかったりします。

まだ「なんとなく」転職をお考えの場合も一度しっかりと立ち止まって、転職の目的や方向性をしっかり整理しておきましょう。

自分のキャリアを振り返る

転職活動はまだ先だから…と後回しにするのではなく、是非とも早めにご自身のキャリアについて振り返っていただきたいと考えています。

履歴書・職務経歴書を作成することは、キャリアの棚卸を行うのに有効な手段です。これまでのキャリアについて振り返りを行い、経験やスキルについて棚卸を行うことで、ご自身の強み・弱みだけでなく、どのような経験を活かしたい(活かせる)のか、何を考えてどう行動してきてどんな成果に繋がったか、などが明確になり、目指す方向性が見えてくるようになると思います。ご自身のキャリアについてしっかりと振り返りができていれば、本格的に転職活動を開始した際にもスムーズな進行が可能になります。

早めの情報収集を

企業や求人の情報はもちろん、特にIターンの方はエリアの情報も収集しましょう。どのような可能性が考えられるのか、給与相場やギャップ、暮らしのイメージなど、中長期的に考えているからこそ、事前に市場感や移住先の状況を認識して転職活動に臨んでいただきたいと思います。

求人サイト、各自治体HPでの移住支援情報、転職エージェント活用などで、早め早めの情報収集を心がけましょう。

転職検討の意思や時期、エリアについて家族と話し合っておく

これもとても大事です。UIターン転職について、事前にご家族へ相談し目線合わせをしておきましょう。話し合いが出来ておらず、転職活動の過程や終了後に初めてご家族に伝えられた場合、そのタイミングで反対されてしまうと、せっかくの活動が無駄になってしまいます。

ご家族にとっても環境が大きく変わることになりますので、「具体的に転職活動を進める時に話せばいいか」と先送りするのではなく、早めに共有しておくように心掛けてください。

転職エージェントとの「定期的な連絡」

中長期的に転職をお考えの方の場合、実際に活動をするまでの間に気持ちや状況が変化する事も多いと思います。また、求人も募集中であったものが活動を始める頃には募集終了になっていたり、新しい求人の募集が開始されたりします。そのため、コンサルタントから連絡があった際や、ご自身の近況に変化があった際には、その変化やご心境などについて早めにお伝えいただくと良いでしょう。

定期的に連絡を取り合うことでエージェントと関係を築いていた方が、実際に転職活動を進める時に圧倒的にスムーズになります。



最後に

現在、半年後、1年後…。その時々の転職市場は一体どうなっているのか、自分にマッチする求人案件はあるのか、自分の市場価値はどの程度なのか。早め早めの行動で情報を得ていくことが、転職活動成功の鍵を握っています。

特にUターンやIターンの場合は、四国の転職市場や求人動向、暮らし情報などを直に見ることや感じることが難しいと思います。そんな時は是非とも私たち転職エージェントにご相談ください。経験やスキルをどのように四国で活かせそうか、四国ではどのような暮らしが想定されるか、未来に向けて一緒に考えていければと思っています。