魅力的な求人情報ほどWEB検索で見つからない理由
今や何をするにしても、まずはWEBで知りたいことを検索する時代です。
転職を考え始めた時も、きっと多くの方が「香川 転職」「愛媛 Uターン」「徳島 Iターン」といった検索をすると思います。ひとたびエンターキーを押せば数多くの求人が表示され、様々な情報を簡単に手に入れることができます。
しかし、キャリア相談の場では「WEBで見ても求人の詳細がよく分からない」「興味が湧く求人が見つからない」といった声を多く聞きます。これだけWEB上に情報は溢れているのに、なぜWEBで魅力的な求人情報を見つけることは難しいのでしょうか?
魅力的だと感じる情報ほどWEBには掲載されにくい
まずはWEB検索で見つかる情報について、日々、求人情報を取り扱う転職エージェントとしての目線からお伝えします。弊社では企業から求人をお預かりした際に、募集内容と共にWEB上での情報公開の可否を確認します。公開OKとなる求人は、基本的には既存事業、あるいは既に公開された新規事業や取り組みにおける募集が中心となります。
そこでは「誰が目にしても良い情報」を出すことが原則であり、企業の内情に触れるような募集の背景や期待など、情報がオープンになることを躊躇う内容は基本的には公開できません。(本当ならこのデリケートな情報こそ転職希望者の興味関心事だと思いますが・・・)
つまり、WEB検索で見つかる求人とは「誰が見てもOKな、一般的で当たり障りのない情報」にならざるを得ないのです。
人それぞれ魅力的だと感じる基準は異なるので一概には言えませんが、例えばレストランや旅行で情報検索をする際、知られざる情報や第三者の投稿や評価が大いに参考になることはありませんか?求人情報も同じだと思うのです。「誰もが知らない情報」を知ってこそ魅力的!という関心につながるのだと思います。ただ残念なことに、求人の詳細な情報は企業の機密事項に触れることも多いため、WEBに公開できない事情があります。これがWEBで魅力的な求人が見つかりにくい理由の一つとなっています。
重要な求人ニーズほど企業や経営者の頭の中に留まっている
もう一つの理由は、非公開になっている求人が多いことがあげられます。これには二つのパターンがあり、一つ目は事業戦略の観点から公開できない求人。つまり、競合他社に知られたくない新規事業や社外秘プロジェクトのメンバー募集など、公にはできない求人が該当します。
二つ目は経営者の頭の中だけにある求人。人材の確保に苦労する四国という地方において、経営者の頭の中にはフィットする人さえいれば形にしたい新しい事業や取り組みのイメージが常にあります。しかし、そうした求人は経営者の頭の中だけにあり、具体的に求人情報として確定していないため、WEB上に掲載されることはありません。
こうした経営者の頭の中だけにあるイメージは、実はとても重要な求人ニーズであることが多いように思います。私たちはそのイメージを共有するために、日々企業の方とコミュニケーションを取っていますが、その中で「例えば、こんな経験を持っている人はどうですか?」と候補者の情報を提案することによって、新しいポジションが生まれることも良くあります。そうした経緯で生まれた求人は、候補者にとっても特別感を持った「魅力的な求人情報」になるように思います。
四国に根差した転職エージェントを活用するメリット
WEBで魅力的な求人が見つからない理由として、「魅力的と感じる情報ほどWEBには掲載されにくい」「重要な求人ニーズほど企業や経営者の頭の中に留まっている」という2点をお伝えしてきましたが、だからこそ、私たちのような四国へのUIターン転職に特化したエージェントには、
● WEB検索で出てこない求人情報の魅力的な面を伝える
● 企業の中で留まったままのニーズを掘り起こすことができる
という価値があるのだと思います。
キャリアをお預けいただくことで、ご希望に沿って求人をお探しするのはもちろん、WEBには掲載されていない求人の魅力や面白さ、企業の特徴や強みをお伝えすることができます。また、既存の求人情報だけではなく、一般には公開されていない求人や、経営者の頭の中だけにある求人ニーズとのマッチングの可能性を探ることもできます。
四国の魅力的な求人情報はWEB検索ではなく、人と人とのコミュニケーションによって生まれるのかもしれませんね。四国でのキャリアの可能性を一緒に考えていければと思いますので、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。