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キタトキ ヨリモ ウツクシク。


こんにちは。四国の転職エージェント リージェントの佐々木です。

例年より遅めの梅雨入りから、雨模様の日々が続いておりますが、
梅雨らしい毎日も季節を感じることができていいもんだなと思います。


先日、友人の紹介で喜多川泰さんという小説作家さんの講演会に行きました。
講演会のお誘いを受けたことがきっかけで、最近知った方になるのですが、
小説を読んでみるとその世界観や言葉の使い方にたちまち魅了され、
どんな人なのか会ってみたいと強く思いました。


講演内容は期待を裏切らない素晴らしい内容で、たくさんの学びがありました。
その中の1つで、こういう考え方で生きていければ素敵だなと思うことがありました。

誰しもが小学生の時に、耳にしたであろう言葉がけ。


「来た時よりも美しく。」


遠足の度に、先生が言っていました。
当時は、この言葉の意味をあまり深く考える事はなかったのですが、
世代を超えて受け継がれている言葉には意味がありますね。


今この時を生き、その時のことだけを考え、消費をしていっては、
明るい未来がなくなるのは当たり前。
使ったなら、使ったよりも多くのものを返していかなければと。


我々が生きている今は、それまでに努力を積み重ねてきた人たちのお陰であること。
そう遠くない過去には、未来の国のため、子どものため、と言って命を懸けていた人たちがいたこと。
その人たちの努力を思うと、どんなにがんばっても返しきれないものをいただいて生きていられることを忘れてはいけない。


長い歴史から考えると、ついこの間まで、自由に仕事を選ぶことすら許されていなかった時代があったこと。
ただただ生きていくだけが、とても大変な時代があったこと。


社会をつくっていくのは、誰かのためにと努力をした人たちの努力の総量であること。
その総量から恵みをいただき、消費をしながら、豊かさが創られてきたこと。


今の自分は、未来の国や子どもたちのために何が出来ているのだろうか。
誰かを想う努力の総量が消費を上回り、未来に多くの豊かさを残せるように。


生まれてきた時よりも、美しい世界に。
まずは四国を想う、たくさんの仲間と出会いたいと思います。


キャリアを考える中で、自分が大切にしたい言葉と出会うことの大切さに、  
気づかされることの多い今日この頃です。1つ増えました。というご報告でした。笑