地方創生で輝く香川
最近、「地元の香川に貢献したい」「地方の活性化に関わりたい」といった想いでUIターンされる方とお話しする機会が多くあります。私自身、地方創生に関心があり、地方が元気になっていく様子を見ることはとても好きですので、そうした方々とお話しすると心から嬉しい気持ちになります。
先日も、香川へのUターンを希望される方から「地元にUターンして、地方創生に関わりたい」という強い想いをお聞きしました。その方は国内の様々なエリアで観光や宿泊施設のプロモーション等に携わられていましたが、経験や年齢を重ねるなかで改めて地元の良さを感じ、「香川の魅力を全国、世界へ発信していきたい」と考えるようになったそうです。
香川には、そうした熱い想いを持った方々を歓迎する企業も数多くあります。例えば、「公共交通ネットワークの四国モデル」を追求し、「にぎわいとおもてなしにあふれる四国」の実現と「新しい価値・サービスの創造」を掲げるJR四国。
ICTの活用による生産性向上、整備新幹線の誘致、四国版MaaSの実現、サブスクリプション方式の導入などが検討され、ホテル経営や不動産事業などの「非鉄道」部門でも柔軟な発想による新しいサービスの創出が進められています。
また、主に、ホテル・旅館、スポーツ・健康増進、サービスエリア、公民連携(PPP)の4つの事業を展開する穴吹エンタープライズ株式会社は、瀬戸内には大きな可能性が眠っているとして、瀬戸内エリアに賑わいを生み出し、地域を元気にしていこうと地方創生に関わるサービスを積極的に生み出しています。
こうした香川を盛り上げていきたいという人々と企業の想いは、少しずつ街並みの変化にも表れてきています。その一つが、香川県の玄関口、JR高松駅周辺で進んでいる四国最大級の都市開発プロジェクトです。
2024年3月には高松駅直結の商業施設「TAKAMATSU ORNE」がオープン。22時まで営業しているスーパーやフードコート、四国ならではのこだわりの商品が並ぶ専門店等、高松駅周辺の暮らしを便利に、華やかなものにしてくれています。
2025年には「徳島文理大学新キャンパス」や「あなぶきアリーナ香川」(県立アリーナ)の建設、さらなる建設計画として、2027年には外資系高級ホテルの開設も予定されています。
また、西の三豊市でも地域活性化の動きは活発になってきています。絶景写真が撮れる海岸としてInstagramで度々紹介されている父母ヶ浜や、紫雲出山で撮影された瀬戸内の島々を背景にした桜の風景がニューヨーク・タイムズに掲載されるなど、観光地として注目を集めています。
先日、三豊市のいろいろなお店巡りをしていると、他県から三豊に移住をして、パンやベーグルのお店を営んでいるご夫婦が多いことに驚きました。京都や静岡、兵庫と様々なエリアから移住をして拘りのパンをつくり、地域の人だけでなく、全国にパンを届けられています。
三豊に定着しながら、それぞれのお店の魅力を全国に発信することで、地域活性への貢献と愛されるお店づくりに励まれている様子に感銘を受けて、たくさんパンを買って帰りました(笑)。
絶景を見に荘内半島に足を延ばした際には、瀬戸内海の多島美を一望できる一棟貸しの宿を見つけました。2021年にオープンした宿『URASHIMA VILLAGE』。こちらは地元で影響力のある企業が共同出資して設立した会社が運営しています。この宿のオープンを皮切りに、建築設計や施工、リネンクリーニング、飲食、交通などの関連事業が地域内で完結する仕組みを構築し、地域内経済循環を促進しています。
また、地域の交通課題に着目し、三豊に移住した一人の若手起業家は、高齢化によるドライバー不足などの問題に対応するための革新的なサービスの開発に取り組み、新しい価値を創造して三豊市の地域活性化に貢献されています。
香川に想いを持った人々が集まり、企業の成長を促進することで、街の風景が変わっていく。それは、私たちリージェントが掲げるビジョンにも通じます。私たちも皆さん一人ひとりが輝ける場所を見つけ出していくことで、地域を盛り上げ、香川を希望と誇りで溢れるエリアにしたいと考えています。
香川にUIターンをして、地方創生に関わりたいという想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。「あなたにとっての地方創生とは?」という想いをお聞かせいただき、ご希望が叶うご縁をお繋ぎしたいと思っています。