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四国の転職市場はどうなっているのか。

こんにちは。 四国の転職エージェント、株式会社リージェントの加地です。

新型コロナウィルスの感染拡大により、様々な影響が出ていますが、
四国へのUターンIターン転職を検討している方々から、
以下のような問い合わせが増えてきています。

・四国エリアの求人が無くなってしまうのではないか?
・今はUIターン転職をあきらめて、先に延ばした方が良いのか?
・少し先のUIターンを考えていたが、前倒しをしたい。四国の状況はどうか? 等々。

現在、転職活動を行っている方々からの転職市場に対する不安が最も多いのですが、
特徴的だと感じるのは、ゆくゆく(数年後)のUIターンを指向していた方々からの
問い合わせが増えていることです。
年齢層は30~40代の方々が大半を占めており、その背景として、耳にするのが
・大都市圏で子育て、生活をしていくことに不安を感じる。
・実家で何かあった場合、すぐに行けないのではないかと不安を感じる。
など、「子育て世代」「親の介護世代」の方々を中心に、心境の変化が窺えます。

では、現在の四国の転職市場はどうなっているのか。
当社のコンサルタント達が、四国の企業に対して、新型コロナウィルスの影響により、
採用方針に変化が発生しているかどうか、ヒアリング活動を行っているのですが、
やはり、様々な影響が発生している状況です。

最も大きな変化は、選考にかかるプロセス(時間)が長くなっていること。
対面による面接を自粛し、オンライン面接に切り替えている企業が増えており、
オンラインのみでは採用のジャッジがしづらいため、面接の回数を増やしたり、
適性検査を導入したりと、工数が増えている傾向にあります。

そして、企業の採用方針や採用意欲に関して。
こちらに関しても、正直なところ、抑制の動きも発生しています。
但し、業界によって、かなり差がある状況だと捉えています。
事業活動自体に影響を受けている企業(業界)は、採用抑制の方針となっていますが、
そこまで影響を受けていない企業(業界)は、採用方針に大きな変化は見られません。
逆に、積極的に採用活動を行うといった企業もある位です。

確かに、企業から寄せられている求人案件は、数ヵ月前から比べると減少傾向にありますが、
保有していた求人案件が半分になったかと言えば、そこまでの状況にはなっていません。
例えば、私たちの日常生活マーケットに対してビジネスを展開している企業群などは、
採用方針に大きな変化はなく、継続して採用活動を行っており、積極性さえも窺えます。

今後、新型コロナウィルスの感染状況がどうなっていくかによりますが、
こういった情勢ですので、今後のキャリアやUIターン転職について、不安な気持ちを
お持ちになる方々は増えていくものと考えております。

そこで、私たちとしても、UIターンや転職を前提とした相談のみならず、
その前段階である「今後のキャリアをどう考えていけば良いか」といった相談にも
対応をさせて頂く「キャリア相談会」を実施していますので、ご活用を頂ければと思います。
※キャリア相談会は、電話またはオンラインで実施しております。

一日も早く、新型コロナウィルスが終息することを願いつつ、私たちとしても、
できる限りのことを、一つ一つ手掛けてまいりたいと思います。