子供は地域みんなの子
こんにちは。香川・愛媛の転職エージェント リージェントの植村です。
先週末子供の小学校で餅つき大会がありました。
PTA役員である私は、今回は運営側として参加し、
子供たちと一緒にお餅を丸めたり、
広報用の写真を撮影したりと貴重な時間を過ごしました。
時間と人数の関係で、餅を杵でつくのは小学校4年生以上でしたが、
低学年の子も、その小さな手であたたかいお餅をぐっと伸ばし、
あんこを包む「あん餅作り」に夢中の様子。
「あかちゃんのほっぺみたいや」
「おれのはマーブルもちや!」
「先生!だれがのがおいしそう?」
などなど、明るい声が響きます。
この餅つき大会、実は地域のおじさま、おばさまも多数参加してくださり、
普段地域の人とあまり交流のない子供たちが、
親しく話しかけてくれるおばさんに圧倒されながらも、
上手に包むコツを教えてもらっていました。
自身が幼い時には、見知らぬ大人でも親切にしてくれたり、
時には悪さして怒られたりが当たり前で、
「子供は地域みんなの子」として見守られていたように思います。
いい意味で、みんな「おせっかい」で、それでいて温かい。
こうした地域交流の場は、子供たちがそういった「温かさ」を
直接肌で感じることができる数少ない機会になっているように感じます。
こんな体験ができる場所で子育てできることを、
今更ながらありがたく思います。
子供たちは、作ったあん餅を2個ずつ教室に持ち帰り、食べてから下校します。
餅つきの後片付けをしていた私のところにやってきた3年生の長男に、
「おいしかった?」と聞くと、1個はまだ袋の中に。
あん餅が大好きな長男。
これまで持って帰ってきた年などなかったので、
「どうしたん?あんまりおいしくなかった?」と聞くと、
「これはママの分や。お仕事しよって食べとらんやろ。」
「・・・。」
そばにいた見知らぬおばさまに褒められ、
またタジタジになっている長男に思わず笑ってしまいました。