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リージェントの「働き方」

こんにちは。リージョナルキャリアの小川です。弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。

設立12年目、代表含め15名の小さな会社ではありますが、創業以来、全員の“働き心地”を大切にしてきました。メンバーそれぞれに家庭があり、当たり前ですが家族の状況も異なります。だからこそ全員が同じ体制で働くことを前提にしないのがリージェントの働き方であり、ともに働きたい仲間と思いきり働くには、ごく自然で必要な考えだと思っています。

ライフイベントも様々あり、ささやかな日常のなかでも色々なことが起こります。例えば、学校で子どもが怪我をしたので病院へ連れて行かなければならない、通っている幼稚園が突然休園になった、参観日の振替休日で平日に子どもが自宅で一人になる…。子どものことだけ思い浮かべてもいろいろあります。高齢になる両親のそばで暮らしていれば、病院の付き添いや急な体調変化にサポートが必要なケースもあります。

そんな様々な状況の中で、個人のキャリアを諦めることなく、心地よく思いきり働くには、家族の協力だけでなく社内からの理解や自身の気持ちのバランスも重要です。ともに働きたい仲間と思いきり働くことを実現するために、リージェントができることとして、入社年数、性別、役職等立場は問わず、これまで社内制度を調整してきました。

例えば子連れ出勤は、子どもの預け先がない時、いざというときの受け皿として機能しています。業務の妨げにならないよう最低限の配慮は必要ですが、リージェント社員は全員が家族を大切にしているからこそ、お互いさまの精神を持って会社全体で子ども達を受け入れています。子ども達も働く私たちの背を見ながら多くの事を学んで成長しているようで、それも嬉しく感じています。

「しっかり働きたいし、家庭も大切にしたい」という価値観から生まれた短時間制社員制度は、家庭を大切にしたメリハリある働き方を可能にしています。限られた勤務時間の中で思いきり働き、仕事が終われば思いきり家事、育児をする。残業することができない環境だからこそ、集中して業務に取り組むことができています。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて急速に広まったリモート勤務については、パートナーの県外勤務や通勤時間が大きな負担となる場合など、リモート勤務が注目される前から既に数名が実施していました。その為、緊急事態宣言が発令されて全社員が在宅勤務を余儀なくされた際にも、大きな混乱もなく、全体の勤務体制を整えることが出来ました。

リモート勤務をリージェントの全社員が経験したことで、リモートで働くことについての理解が大きく進んでいます。それまでオフィスに出社していたメンバーは、リモートで働くメンバーが日々感じている不安や不便を、具体的に把握できていなかったことに気が付きました。

まずは気持ちの理解からはじまり、不足しがちなコミュニケーションの取り方やタイミング、WEBミーティングやチャットの活用など、手法の改善をしながら、出社とリモートのハイブリッドワークを全社員を対象にした新しい働き方の選択肢のひとつとして、取り組んでいます。

この他にも、産前産後・育児休業の取得や復帰の推奨、ヘルスケア補助規程の整備、フリーアドレスオフィスの導入など、状況にあわせてその都度、社内制度を整えています。



今後ますます進んでいくであろう「働き方」の多様化は、地方の可能性も広げていくのではないでしょうか。

四国ならではの働く価値を創造する。リージェントのミッションを胸に、四国の可能性を前進させられるよう、まずは社員の“働き心地”をヒントにこれからも変化に対応していきたいと思います。